友達が十年ぶりに会いたいと言うので、久しぶりに食事に行った。
彼女は学生時代、とっても太っていて、化粧もしないタイプだったのに、細くなっていて、メイクもきっちりしていて、絶対に同一人物に見えないぐらい変わっていた。

「私変わったでしょ?すっごい努力したよ」と、話してくれたけど、良くも悪くも全く変わり映えしない私には衝撃だった。

成人式に出た時に、みんなキレイなのに、自分だけ高い着物を着ても劣っているような気分になって、そこからダイエットしたり、メイク講座に通ったらしい。

今は誰も過去の自分を知らない、遠く離れた土地で働いていると言っていた。

今回私に会いたかったのは、地元を離れる時に、なぜか私以外の連絡先は消してしまったらしくて、今更連絡が取りづらいけど、同級生がどうしているか気になったから、実家の用事で帰省するついでに色々聞こうと思ったと話してくれた。

私は、逆に自分が変わらないから、恥ずかしかったけれど、彼女は安心するって言っていた(喜んでいいのか?)。

同級生の誰と誰が結婚したとか、誰がバツイチとか、くだらない情報を教えて、また会おうねって約束して別れてきた。

彼女に会って、私ももっとメイクを頑張ろうかなと思ったけれど、安心するって言われる今の方が、私には向いてる気がした。

今度の夏に開催される同窓会に、彼女が来てくれるといいなぁ。すっごいキレイだよって、自分のことみたいに自慢するのに。